梅雨の時期が旬!イサキを食べてみた!

今回は梅雨が旬の魚を食べてみよう!ということでイサキを選んだのですが、今年は梅雨明けが早すぎてブログのタイミングが追い付きませんでした、、😅
ですが、イサキの旬自体はまだ終わっていません!!市場でもまだ良く見かけるので見つけてみてくださいね♪

イサキは1年を通して食べられる魚だそうですが、なかでも産卵期直前、産卵期にかかる5月~7月の梅雨の時期は特に『梅雨イサキ』と呼ばれ、身に油がのり、栄養を蓄えていて美味しいんだとか!
『梅雨イサキ』ってなんだか風流な名前ですね、、✨

お休みの日にちょっとだけ早起きしてイサキをゲット!うお源さんでこの日は2匹で700円代でした。
わりと大きめなお魚だと思うんですが、2匹でこの値段はかなりお買い得では、、?

こちらがイサキです!ぱっと見は地味に見えますが、渋い緑色とか紫のグラデーションとか、美しくて見入ってしまいます、、新鮮だからなおさら綺麗ですよね。

締めてあって新鮮だからお刺身とカルパッチョをお勧め!ということで、お勧めどおりに挑戦しました!
今回のメニューはこちら😄
・カルパッチョ
・刺身
・松皮造り
・白子ポン酢
・アラ汁

それでは捌いていきましょう~

まずウロコを取っていきます。

私はウロコ取り器を持っていないので包丁を使いましたが、ウロコ取り器を持っている方は絶対そちらを使ったほうが良いと思います!ウロコ沢山あるし包丁だと取りづらくて、後の工程で「うわ、ここにもまだウロコ残ってた~!!😂」ということが何度もありました、、。
ウロコは飛び散りやすいのでビニール袋の中で作業しました!

次にエラや内臓を取ります。お腹の方を上にしてエラに包丁をさしこんで向こう側に貫通させたら、包丁の刃を逆にして赤い丸を付けた部分を切り離します。

切り離したところからお尻のヒレあたりまで包丁をいれて切り開いて、エラと内臓を取り除きます。
白子は食べられるので捨てないようにお気を付けて!白子は洗ってお酒につけておきます。
取り除いたらしっかり水で血など洗い流します。

しっかり洗い流したら頭の上から胸ビレ、腹ビレが頭の部分に入るように、頭を切り落とします。
上の写真だと少し見やすいと思うのですが、背びれが針みたいにとんがっていて危険です!
ケガまではしませんでしたが何回か痛い思いをしました、、
背びれ切り落としてから作業でも良いんじゃないかと思います。

では3枚おろしにしていきます。

アジとかにくらべたら大きめな魚なので不慣れな私には一番難しい工程でした😥
背中側とお腹側から少しずつ中骨に沿って包丁をいれて切り離していきます。

母に手伝ってもらいながら捌いていたのですが、ここでテキトー料理歴数年の私と、しっかり料理歴ウン十年の母との歴然とした差が表れました。
恥ずかしいので載せるのやめようかと思いましたが、下手でもチャレンジする姿勢が大事かなと、、!

3枚におろした様子。
次に身についている白い皮がついている部分に腹骨があるので取り除きます。

腹骨が取り除けたらピンセットで身についている骨を抜きとります。食べた時けっこう骨残りがちだったので取り残し注意です!
お刺身にする場合は皮を切りとってから切り分けます。カルパッチョの分は薄めに切ります。

松皮造りにするときはボウルにいれた氷水と熱湯を用意、できるだけ皮だけに熱湯がかかるようにして、すぐに氷水で冷やします。冷え冷えにする必要はないので冷めたらすぐに水からあげて大丈夫です。イサキは身と皮の間が美味しいとのことだったので、皮がついているのを食べるのはもしかしたら初めてですが、チャレンジ!

ここでアラ汁の準備!頭の部分を切り分けます。ハサミの方が切りやすかったです!
中骨がついている部分は3等分くらいに切ります。鍋にかけるまえに熱湯をかけて霜降りにします。ウロコが残っていればしっかり取って、汚れをしっかり洗っておきます。

鍋の水は沸騰させてから酒を加えて、アラを入れます。入れたら弱火にしてフタはしないで火にかけておきます。アクが出なくなったら塩、醤油を加えて味を調えて完成。

お酒につけておいた白子はぬめりを洗い流して沸騰したお湯に入れます。
あまり長いと硬くなってしまうので、40秒くらい?入れて取り出します。「プリッとしたらあげる」と書いてあるレシピもありました。下の写真ぐらいの感じになれば大丈夫だと思います、、!

あとはポン酢をかけるだけ。

ようやく全部完成!
まずはお刺身を、、

プロのように素早く捌ければいいのですがちょっと時間かかってしまったのでちゃんと美味しくできてるのだろうか、、と心配でしたが、新鮮でプリッとしてて旨味がしっかり!!さすが旬のお魚、、🥺
最高です、、。
そしてカルパッチョ!

ベビーリーフの上にイサキを丸い感じに並べて上にオリーブオイル、塩コショウをふってカイワレを散らし、トマトを周りに飾りました。バルサミコ酢もあれば是非かけてください~!
クセがないお魚なのでこちらも最高です!和風でも洋風でもおいしいです😭

そして松皮造り。正直熱湯かけていても皮がナマっぽいんじゃないかとドキドキしながら口に運びました、、

、、、!😳コリコリしてて美味しい!皮もナマっぽさは全然感じませんでした。一緒に食べていた両親も皮ついているの美味しいね!と好評!!

熱湯かける手間だけかかりますが是非皮付きもお試しを!

そして白子ポン酢!白子自体初めて食べましたが、これぞ珍味、、!という感じですね!
すごく美味しいんですけど、食べたことのない味でなんと表現したらいいのか、、
クリーミーで奥深い味?!
3人で分けたので1個しか食べなかったのでもう少し食べてみたかった、、

最後にアラ汁。

以前ブログで紹介したウマヅラハギのアラ汁も最高でしたが、イサキも上品で深い味で最高でした。家でこんな美味しいものが食べられて幸せ、、

イサキはウロコ取り、背びれのトゲが刺さると痛いのが大変でしたが、ウマヅラハギと比べると包丁が全く入らない!!というハプニングはなかったので挑戦はしやすいと思います!

旬が終わらないうちに是非市場で見かけたらゲットしてみてくださいね♪

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