前回のブログから引き続き、
土用の丑の日鰻特集
この時期鰻は、スーパーやコンビニでも見かけるので、
土用の日くらいは、鰻を食べたいな~という方も多いはず
市場には、いろいろな種類の鰻が並んでいます
活きたもの、生のもの、そして国産、中国産、など調理済の様々な種類の鰻。
そこで今回は、いろいろ食べ比べしてみることに
市場の中の、5つの鰻を買ってきました
まずは、昨日三栄水産さんでさばいていた生鰻
愛知県一色産
1枚1250円ということで、
調理済みのものよりも価格は安いですよね
こちらは、調理済みの宮崎県産。1800円。
静岡県産の白焼き1580円
一番安かった中国産の鰻は500円☆
そして、中国産の特大サイズの鰻1700円
グラムにすると一番安いそうです
さて、まずは、調理済みの鰻を温めていきます。
仲卸さんに美味しい温め方を教えて頂きました
蒸し器で蒸して温めるか、蒸し器がない場合は、
鍋に、水を薄く入れ、お皿をさかさまに置き、
その上にお皿に乗せた鰻を置いて、蓋をして数分蒸すと一番おいしいよ~と、
教えて頂きました
その方法で全て温め、
白焼きはバーナーで炙ることに
バーナーがないときは、魚焼きグリルで少し焼くと美味しいそうです
そして、問題は、生の鰻
三栄水産さんよると、おうちでも焼けるよ~とのことだったので、
ネットで調べたとおりに焼いてみました
とりあえず、魚焼きグリルに入れて、
皮の方から焼いていきます!
少しして白くなってきたらひっくり返します
身が透明でなくなってきたら、中火にして、またひっくり返す、の繰り返し。
調べたサイトには、全部で15回くらいひっくり返すと書いてありましたが、
その半分くらいでやめちゃいました
こんがりとして全体に火が通ってきたら、
たれをつけてまた焼きます。
白焼きにする場合は、ここで終了ですが、
しっかりと焼いてくださいね
2、3回、付けて焼いてを繰り返す。
美味しそう~
初めて自分で生鰻を焼いてみた結果、
結構、時間がかかります。30分くらい!
ポイントは、
皮面は焦げやすいのでマメにひっくり返す、
たれをつけた後は焦げやすいので注意する、
また、火が通る前にたれをつけて焼くと臭みがでるので、
火が通ってからタレを付けて焼いた方が良いみたいです
やっと、出来上がり~
左側にちょこっと写っていますが、
肝は冷凍のものが1本100円でした
それでは、みんなで食べ比べ開始
いろんな鰻を乗せた丼
結果・・・
生鰻(愛知県一色産)1250円は・・・
焼き立てということもあり、
皮が香ばしく、身がフワフワ!美味しいです
初めて焼いたのに、思ったよりもうまくできました
宮崎県産1800円は・・・
食べ慣れた味、という意見が多く、
臭みもなく程よい弾力がある。
中国産500円は・・・
意外臭みがなく、国産と間違えるようなフワフワ感
中国産特大1700円は・・・
他のものよりもかなり厚く、一見すごく美味しそうなのですが、
後味に臭みが残り、不評でした
静岡県産の白焼き1580円・・・
フワフワで癖がないが、味付けが難しい・・・
わさびとお醤油やポン酢、が合うみたいです
私は、最後に、
高原商店さんの美味しいわさびと、
同じく高原商店さんに教わって、
かつお節を沸騰した湯に入れて1分くらいでとったダシ
をかけて、
ひつまぶし風にしてみました
美味しかった~
今回試食したスタッフはみんな、
どの鰻がどこ産かわかって食べたのですが、
ちょうど打合せで来ていた日本電気安全協会の
松尾社長に、どこ産かを隠して食べ比べてもらうことに
ご協力頂きました
その結果、
なんと、中国産の500円の鰻が一番おいしい!とのこと
次に先ほど焼いた生鰻!やっぱり、皮がパリパリで香ばしいとのこと
宮崎産のものは、よく食べ慣れた味。美味しいが弾力が少しある。
中国産の特大のものは、やはり後味に臭みが残る、とのことでした
松尾社長、お忙しいところ、ありがとうございました
総合的な感想としては、
生鰻は焼くのには時間がかかりますが、
意外とうまくできて、とっても美味しいのでおススメです
そして、やはり国産は、臭みがなく、フワフワしていて上品な味
中国産でも、臭みがなく国産と変わらないような美味しいものと、
臭みが残るものがあり、だいぶ差があることがわかりました
個人的な感想ですが、
なにかの参考にしていただけると嬉しいです
水産棟内では、ほぼ全店で鰻を扱っていますので、
ぜひ、いろいろ見比べてみてください
今年の土用の丑の日は、7/30(土)です
水産棟では、平日でも、一般の方も買うことができますので、
土用の丑の日は、ぜひ鰻を買いに来てみて下さいね~
☆ichibachan★