廃棄キャベツでウニを育てる!③

前回のブログはこちら↓
https://saiwai-ichiba.jp/ichibablog/2019/11/15/uniuni2/

少し日にちが空いてしまいましたが、今回でウニブログは最終回です!

ウニを迎えてから約三か月、いよいよ収穫の時期がきました!!
実際にウニの身入りがどうなったのか、ひとつひとつ割って確認をしていきます。

キャベツ食べるうに

ウニを飼育していく中で、愛着が湧いていたので少し悲しい気持ちになってしまいましたが…

ここは心を鬼にしてウニを割ります…泣

ウニを割る

と、思ったのですが、やはり私には割ることができませんでしたので統括にお願いしました…笑

ウニを割るときは専用の器具を使って割ります。

こんな感じの道具です↓
http://www.muranokajiya.jp/fs/muranokajiya/uni

ウニの真ん中に刺して、レバーを握るとパカッと開くすぐれもの!
その名も「ウニ割くん」

物騒な道具のわりに、名前が可愛らしいのがまたギャップがあり恐ろしいです…笑

うに洗浄前

中央の白くトゲトゲした部分がウニの口です。
触ってみるとわかるのですが、けっこう硬いです。

黒っぽい部分は消化器官です。餌の消化後と思われるつぶつぶした物体が詰まってるので、餌を食べているのは間違いなさそう…

この消化器官をピンセットなどで取り除き、きれいに洗っていきます!

洗浄したあとがこちら!
んー身の色はきれいですが、ちょっと少ないような?

このように殻を割って、洗って…という工程をすべてのウニ分行います!

ウニによっても色や形に個体差がありますね…

比較のために皿に盛ってみました。

ものによっては身が入ってそうなのもありますが、中には極端に少ないものもあります!

今回育てたウニは水産卸や仲卸の方々にも見ていただき、実際に試食会も実施しました!

うにの発表会

頂いた意見としては、

  • そこそこ身が入っているものもあるが全体的には不十分
  • 少し臭みがある
  • 色味が悪い個体がある

というわけで、商品化にはまだまだ課題がいっぱい…!
水質だとか餌だとか水温とか…いろいろ改善の余地がありそうです!

とはいえ今年は無事にウニさんを育て上げるという初歩的なところが
クリア出来ていればよかったので、その点はよかったかなと!

来年度はもっとウニ達が快適に過ごせるように工夫していきたいなと思います◎
実は今も、来年度に向けて新しい試みを画策中です…!

次回はもっといい結果を残せるようにがんばります!

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