こんにちは!
気づけばもう8月…まさに夏真っ盛りですね!
夏休みに入り、楽しくお出かけ!って訳にもいかないこのご時世…
当市場では毎年、市内の小学生の皆様向けに夏休み市場体験を実施しておりましたが、
昨年に続き、今年も開催はできない状態です…。
せめて夏休みの自由研究のヒントでも投稿出来たらなってことで、市場に由来のあるもので
家庭でも簡単にできるちょっとしたものをいくつか紹介します!
今回は第1回目です!
市場に由来のあるものといえば何が思い浮かびますか?
さかな?野菜?それともお花?
そう!市場と言えばなんといっても発泡スチロール!!(?)
市場は発泡スチロールの量が半端ないのです!
今回はそんな発泡スチロールを使った簡単な実験を紹介しますよ!
さて、この発泡スチロールですが、柑橘系のあるモノを使うと簡単に溶けるって知ってました?
そのあるモノとは…
そうです!皮です!
柑橘系の皮で発泡スチロールが溶ける?
ということで実際にいくつか柑橘系を用意したので試してみます♪
(包丁を使う時は危ないので大人の方に頼みましょう!)
今回用意したのはこちらの4種類!
左からグレープフルーツ、オレンジ、レモン、そしてメイヤーレモン!
メイヤーレモンてちょっと聞きなれない方もいらっしゃるかなあと思うのですが、
こちらはオレンジとレモンを掛け合わせたものです!
この皮を折り曲げて、こすってみると…
あら不思議!発泡スチロールが溶けてしまいました!
若干発泡スチロールが溶けるにおいといいますか、少し科学的なにおいがします!
溶けた発泡スチロールが糸を引いてるのがわかりますか?(写真だとよく見えないですよね)
皮の表面もぬるぬるしてます…
同じ柑橘系でも溶け方に違いがあるのか、すべての皮で試してみます!
左上がオレンジ、右上がレモン、左下がグレープフルーツ、右下がメイヤーレモン
正直違いがあまりわからなかったです!
しいて言うなら皮が厚いレモンとグレープフルーツが溶けやすかったような…?
ところで、なぜ柑橘系の皮で発泡スチロールが溶けるのかというと、柑橘系の皮に含まれる「リモネン」という物質が発泡スチロールを分解しているんですね!
詳しい原理が気になる方はぜひとも調べてみてください!
さて、このリモネン、柑橘系の皮にたくさん含まれているそうですが、果実本体はどうでしょうか?
試しに果汁を絞って、果汁でも実験してみます!
結果は果たして…
うーん、全然溶けてません…!
このことからもやはりリモネンは皮に多く含まれてることがわかります!
ちなみに、この溶ける性質を利用してこんなこともできますよ!
発泡スチロールで作った簡単スタンプです♪ちょっといびつなハートができました!笑
発泡スチロールを使った工作などにも応用できそうですね!
今回ご紹介した柑橘系以外でも試してみると面白そうです!
ぜひいろいろ試してみてくださいね♪